熱性けいれんの対処法

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<熱性けいれんの対応>
こどもたちの中には、急激に体温上昇するときに「けいれん」を起こす場合があります。小学校の1クラスに1~2人程度が乳幼児期経験する症状です。99%以上で生命に関わる問題や後遺症はおきません。最も大切で、そして最も難しい対応は『あわてない事』です。では、具体的にはどうしましょうか?

1)部屋の電気をつける:状態をしっかり見るため
2)うつぶせにして顔を横に向ける:嘔吐した物を誤って飲み込まないため
3)服をゆるめる:お腹など圧迫されていると苦しいよ!
4)時計が見える場所で発生時刻を確認:時間経過を確認するため
5)状態を把握:体温測定、顔色、呼吸状態、嘔吐の有無、目の向き。けいれんの状態は?(手足がピーンと引きつっている? がくがくと振動している? 左右差はある? などなど)
6)5分以上持続しているようなら救急隊に連絡:発生時刻、体温やひきつけの状態を記録したメモを作成。こどもの名前と年齢、性別。自宅以外の場合は現在地や電話番号。など、とっさにに思い出せないと困る事もメモに加えてください。
7)健康保険証やお金など必要な物を準備しておく。

*ほとんどの熱性けいれんは5分以内でおさまりますので、5分以上持続する時は救急隊への連絡を考慮します。しかし、重症のけいれん(重積状態といいます)は30分以上持続するけいれんです。決してあわてる必要はありません
*タオルをくわえさせたり、指を入れたりは厳禁です。嘔吐の原因になります。特に指を入れると大けがの元です。
*“とりあえず車で出発する”のは大変危険です。交通事故の元です

*熱性けいれんのとき「何をしても効果がないからじっと見ておく」訳ではありません。大変忙しい最初の5分間ですよ。

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