インフルエンザワクチン接種をなぜ続けるの?
なぜ、当院ではインフルエンザワクチン接種をやめないで続けるのでしょうか?
接種後の発熱者が多く見られ、その効果も不確実とされたため、1994年にそれまで学校で行われていた集団接種が中止になりました。その後、全体の接種数も激減しました。インフルエンザの流行は年によって大きな波がありますので、ワクチンの集団接種中止が原因かどうかは分かりませんが、その後、流行とともに小児のインフルエンザ脳症の増加、高齢者の療養施設などでの集団感染と死亡数の増加が問題化され、次第にワクチン接種者が増加して現在に至っています。
ワクチン接種の有効率は成人で(報告にやって差がありますが)、60%前後とされています。60%というのは、もしワクチンを打たずに罹ってしまった方100人が、もし接種していれば60人前後は罹らずに済んだという意味です。麻疹ワクチン(今はMRワクチンに含有)は90%以上の予防率がありますので比べ物になりません。
インフルエンザの治療薬は多数開発され、効果も証明されています。ワクチン接種に予防効果がある、と考えるかどうかには個人差があります。しかし、現状確実な予防法はワクチン接種しかありません。
私自身、毎年接種をしています。スタッフや家族にも積極的に勧めています









