学校内科健診等に伴う診察時刻の変更
毎年4月初旬から学校、幼稚園保育園の内科健診が始まります。当院では木曜日午後の休診時間を利用してに7施設+αの予定を組み込んでいます(多くの施設は土曜日は不可です)。その他に通常の3歳児健診を加えると4月〜6月で15回以上あり、12〜13回の木曜日をダブルヘッダーを駆使して乗り切ろうとしています。しかし、各施設の都合やこどもたちや親御さんの予定が絡んでいますので、大きな遅刻は避けなければなりませんし、急な予定変更も困難です。
平日の昼休みを利用する方法もあります。ただし、実質のお昼休みは1時間30分程度ですし、その日の患者さんの数によっては(診察が遅いだけだ、とのお叱りもありますが)、ほとんど昼休みはとれません。確実に健診の時間が取れない可能性があります。悩みの種です。
現在でも受付時刻を減らして患者さんを制限して執務に向かっていますが、平日の診察時間をそれに充てる日が近いうちに出てくるとおもわれます。
開業医は診療だけをしておればいい時代ではないようです。健診以外にも、講演会などを利用して一般健康教育をおこなったり、学校の講義などで若い人たちへの教育に携わったり。学校医の一環としで生徒たちの健康だけでなく教育に力を注いでいる仲間もいます。医師会などの委員や理事として組織の活動に参加する必要もあります。もちろん学会や研究会で自己研鑽を忘れる事もできません。
開業医はできる限り診療に携わる事が指名だと考えています。しかし、時間の制約だけではなく、残念ながら年齢とともに体力や気力に限界がみえてきます。
とりとめのない愚痴ですみませんでした。