ロタウイルスワクチンについて
毎年冬になると多くの子どもたちが嘔吐下痢症にかかります。
中でもロタウイルスによる嘔吐下痢症は、(特に乳幼児で)重症化する恐れがあります。
「高熱」「激しい嘔吐」「長引く頻回の水様便」による重症の脱水症。また、脳症・脳炎による「けいれん」や「意識障害」などで入院になることもある病気です。特効的な治療法はありません。
平成23年11月21日にロタウイルスのワクチンが発売されました。生後6週から開始できます。1.5mlのシロップを4週間以上の間隔をあけて2回内服するタイプです。(生後24週までに2回目を終了させる必要があります)。
なお、接種後、他のワクチンまでは4週間以上あける必要がありますが、ヒブや肺炎球菌ワクチンなどと同日接種ができます。
価格: 1万3000円
2回接種が必要ですので、2万6,000円/2回が必要となります。(かなり高額なワクチンです。1日でも早い公費助成が望まれます)