11月から小児用肺炎球菌の成分が変更されました。
平成25年10月までは7種類の型が含まれたワクチン(7価ワクチン)でしたが、11月1日から全面的に(全国一斉に)13種類の型が含まれたワクチン(13価ワクチン)に変更されました。接種途中のお子さんについては自動的に変更されます。
皆様のご協力により7価ワクチンの接種率は高く維持されています。その影響で薬液に含まれている7種類の肺炎球菌による(髄膜炎など侵襲性の)感染症は激減しました。しかし、7種類以外の型による感染症が増加傾向となっています。これは、先に始められている欧米諸国ではよく知られた変化のようです。
そのため、日本でも平成25年11月から(全国一斉に、全面的に)13価ワクチンへと変更の運びになっています。
既に7種類のワクチンを追加接種まで終了されたお子さんは、13−7=6(価)に関しては無防備です。しかし、1回だけ13価の追加接種を行うことで免疫ができます。ご相談ください。